薬剤師はもちろんのこと、医師、歯科医師、獣医も高度な専門職です。
しかし、現在は医療においても役割分担や専門分化が進み、それぞれの領域の範囲内で仕事をされている方々がほとんどです。
医療の道に進まれた方の多くが、患者の方々を助けたいという願いを持ちながら、自らの専門領域でしか患者に関わることができない現実に閉塞感を感じておられるようです。
薬剤師の場合は、患者さんを十分に知ることができない、薬を渡すことにとどまっていて医療行為ができない、といった悩みを抱えておられる方を多く見てまいりました。
そうした方々にお勧めするのが、医師や歯科医師、獣医の国家資格を取得すれば、医科的、歯科医学的、獣医学的な立場から治療とそれにあわせた処方ができる、ということです。医師や歯科医師、獣医の立場から見ても薬剤師の資格を有する方はそれほど多くありません。免許を複数有することで、多角的に患者の方々に接することのできる、今までにはない高度専門医療の提供が可能になります。
医薬品開発「知的所有権」専門家を目指す