薬学部からの編入について

薬学部在学中のみなさんの中には医学部や歯学部を一度断念した方もおられることでしょう。これまで私たちは多くの薬学生と薬学院生たちを医学部歯学部へと導いてきました。そうした経験から、ひとつの法則が明らかになりました。


 

薬学部在学中 → 医学部 一般編入 適齢期

薬学卒業見込 → 医学部 学士編入 適齢期

 

というものです。


一昔前は薬学部は四年制であったため、ほとんどの方は3年生が終了した時点で学士編入を受験し、卒業と同時に医学部二年または三年生に編入していました。現在もこの手法が使えるのは薬科学科(4年制)在籍者のみとなっています。

 

しかし、一方で一般編入という制度も存在します。この制度では薬学科(6年制)の在籍者も2年生の時点から単位取得見込みとして受験が可能です。

 

もちろん、医学部などへ編入試験で合格すれば 薬学部を途中で辞めなければなりません。

しかし、不合格となっても薬学部を継続できますので、合格するまで毎年医学部を狙い続けることができるのです

 

 

もうひとつ確実に言えること、それは 

医学部編入薬学生有利説

 

文系や工学系出身者に比べ隣接領域に位置する薬学生は格段に有利に働きます。

 

※この利点を最大限引き出し、試験官を説得することに成功した人たちは医学部編入に成功しています。