薬学部➡︎医学系大学院➡︎医科学研究者への道
薬剤師としての経験から医師になりたいと考えられる方は多くおられます。
医師としては臨床を希望される方が多いのですが、その一方で、最近は先端医療の急速な発展を受けて、医師免許取得に留まらず、医学博士のみを取得し、研究者を目指される方も増えています。
特に近年注目を浴びている人口多能性幹細胞(iPS細胞)は、再生医療への応用はもちろんのこと、病気のしくみを解明して創薬への活用を行うことが期待されていますが、この分野こそ薬剤師出身の研究者にふさわしい分野ではないでしょうか。
そもそも現在、この分野での研究者がまだ不足していますので、第一線で活躍できる余地は十分に残されているのです。臨床にこだわらないのであれば、研究者として極める道も残されています。