進級でつまずき易い科目

薬理学

 疾患の仕組みと薬剤の作用する仕組みの両方を理解して覚えなければならないが、内容が複雑で難しいため、定期試験までに理解が間に合わない、覚えられないという理由で単位を落とすことが多い。

有機化学

 薬学を学習する上で欠かせない科目であるが、高校までの有機化学とは学習する内容が全く異なるため、手こずる人が多い。特に「反応機構」を暗記に頼る傾向があるが、暗記できる内容と量ではないため理解することが必須となるが、理解するまでに時間が掛かる。試験直前に急いで学習しても間に合わず、単位を落とす人が多い。

薬物治療学

 「薬理学」と同様に疾患の仕組みと薬剤の作用する仕組みの両方を理解して覚えなければならないが、病態や薬剤の使用法などがより詳しく扱われるようになり、履修済みの関連科目で学習した知識が定着していないと理解が追いつかない。履修済みの関連科目の定期試験をその場限りの理解で乗り切ってきた人ほど、単位を落とす人が多い。

物理薬剤学

 計算が含まれるため、単なる暗記では対応ができない。公式を理解した上で、問題の状況を把握して式を作って計算をするため、中途半端な理解では、最後まで問題が解けない。公式が覚えられていない、公式は覚えたが使い方が分からいないという理由で単位を落とす人が多い。
物理化学
 「物理薬剤学」と同じく、単なる暗記では対応ができない。理学部化学科などで2年くらいかけてやる内容を薬学部では1年間であっさり終わってしまうため、高校時代に理系でなかった人が理解するにはとても苦労する。公式の意味を数学的に理解した上で、問題の状況を把握しないといけないので、中途半端な理解では問題が解けない。公式を丸覚えしている人は、少しでも式が変形して出題されると全く歯が立たなくなる。