私たちが唱える進級対策は、先取り学習です。
留年などで一年を棒に振ることのないよう、少し早めに準備を進めておくことです。
さらに、この先取り学習にもコツがあります。
新しい科目でも、幾つかのポイントさえ理解しておけば、普段の大学の講義の先が見通せます。
このポイントを外して先取りすると闇雲に負担が増えるだけ逆効果となり、眼の前の単位取得の妨げとなることでしょう。
また、多くの薬学部生と接していて、あまり勉強するリズムが出来ていないと、つくづく感じます。
試験直前に詰め込み学習を行い、その後はすっかり忘れてしまってる、、、、なんてことはありませんか?
これは非常に危険な傾向です。
実は、5年次では病院や薬局の実務実習に出てしまうので、あまり勉強する機会はありません。
実習を終えて、いざ6年次を迎えた時には、すっかり頭の中が空っぽになっているなんて学生も多く見受けられます。
そこから4年間の膨大な学習内容を一から復習しても到底国家試験には間に合いません。
なので、如何に1年次からの学習内容を頭に定着させるかです。
そのためには『詰め込み型』学習から脱却することが全てです。
先取り学習と同時に普段からの復習が大事です。
この繰り返しで必ず頭に定着させる事が出来るのです。